中小企業パワーを東京から世界へ!中小企業世界発信プロジェクト2020キックオフフォーラム開催

16/2/24

中小企業世界発信プロジェクトは、東京2020オリンピック・パラリンピック開催にあたり、中小企業に様々なビジネスチャンスが見込まれるため、こうしたチャンスを活かして優れた技術や製品等を世界に発信するプロジェクトです。
このプロジェクトを実行するため、本会と東京都、東京商工会議所、東京都商工会議所連合会、東京都商工会連合会、東京都中小企業振興公社が結束して、「中小企業世界発信プロジェクト推進協議会」を立ち上げました。
本プロジェクトは、①受注機会の拡大のためのビジネスチャンス・ナビ2020(ポータルサイト)の構築及び運営 ②販路開拓に向けたビジネスフロンティア・フェアの開催やマーケットサポートの実施 ③新製品・新サービス開発促進のための世界発信コンペティションの開催があります。
2月12日(金)京王プラザホテルエミネンスホールにおいて本プロジェクトの本格始動となる標記キックオフフォーラムを開催しました。
定刻の午前10時プロモーション映像による事業紹介を皮切りに、当日出席した本会大村会長を始め主催者・来賓紹介を行った後、主催者を代表して舛添知事が挨拶を行いました。舛添都知事は「東京オリンピック・パラリンピックの経済効果は、25兆円から30兆円と言われています。ロンドンオリンピックの経済効果の7割は中小企業が獲得したといわれています。」と出席者を大いに奮い立たせました。
続いて、来賓・関係者挨拶として、川井しげお東京都議会議長、平田竹男内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局長、三村明夫東京商工会議所会頭が挨拶を行った後、キックオフ宣言(テープカット)となりました。
第2部は一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授楠木建氏による「中小企業に求められる2020年を見据えた「クオリティ企業の条件」」のテーマでの基調講演が行われました。引き続き、パネルディスカッションが「2020年のビジネスチャンスに向けた新製品・新サービスの開発」のテーマで、コーディネーターに日経トップリーダー編集長伊藤暢人氏、パネリストにパナソニック株式会社東京オリンピック・パラリンピック推進本部副本部長北尾一朗氏、株式会社龍角散代表取締役社長藤井隆太氏、日本電鍍工業株式会社代表取締役伊藤麻美氏、東京都中小企業振興公社専務理事保坂政彦氏のメンバーで行われました。
会場は、中小企業経営者や支援機関の職員等、400人を超える参加者でほぼ満席となり、期待度の大きさを認識することができました。

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  【舛添都知事 主催者挨拶】             【川井東京都議会議長 来賓挨拶】

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    【楠木一橋大学大学院教授 基調講演】          【パネルディスカッション】

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  【テープカットの様子 大村会長(左から4人目)】