“円高、デフレ脱却のための景気対策の強化、
中小企業憲章を具体化する連携組織対策等中小企業対策の拡充”など
重要課題１４項目を決議
〜第６２回中小企業団体全国大会、奈良市・なら１００年会館にて開催〜

　全国中央会、奈良県中央会及び都道府県中央会は、１１月１８日、奈良市・なら１００年会館において、『新たな出発　未来を創る　団結の力』をキャッチフレーズに、第６２回中小企業団体全国大会を開催しました。
　当日は天候に恵まれ快晴のなか全国各地から中小企業団体の関係者約２，０００名が参集しました。本会からは、９６名の組合関係者が参加しました。

　大会ではメインステージの両翼に大きく掲げられた６つの大会スローガンのもと議事が進められました。

　決議案に関連して、佐賀県中央会・内田健会長、奈良県中央会・荒木一義理事より意見発表が行われました。

　さらに、奈良県中央会・清水幹夫副会長が、決議事項の早急な実現を求める『大会宣言』を高らかに宣言し、満場の拍手の下、採択されました。

決議事項

l．デフレ不況の克服、連携組織対策等中小企業対策の強化 １．円高、デフレ脱却のための経済対策の実行 ２．中小企業憲章を具体化する中小企業対策の拡充 ３．組合活動への支援の拡充、中央会の支援体制の強化 ll．中小企業の生産性の向上 　ll−１．労働 １．中小企業に配慮した雇用対策の推進 ２．社会保障制度等の見直し ３．中小企業に配慮した労働・教育政策の推進 　ll−２．情報 １．中小企業のＩＴ化支援の強化・拡充 　ll−３．商業 １．商店街及び中小小売商業の活性化支援の拡充 ２．中小流通業・サービス業振興対策の強化 　ll−４．税制 １．中小企業に新たな成長を促す税制支援の強化 lll．中小企業の経営の安定化 　lll−１．金融 １．資金繰り対策の継続及び中小企業金融機能の拡充 　lll−２．公正な競争環境の整備 １．優越的地位の濫用・不当廉売等への積極的対処 ２．下請法の整備・機能強化と取引適正化の徹底 ３．中小企業と官公需適格組合の受注機会の増大

　また、大会では、松下忠洋経済産業副大臣や荒井正吾奈良県知事をはじめ多数の来賓のご臨席やご祝辞をいただきました。

◆第６２回中小企業団体全国大会　被表彰者氏名（東京中央会関係）

【組合功労者】
中　川　正　則  殿	東京都電気工事工業組合理事長
甲　斐　　　宏  殿	日本ダイカスト工業協同組合常任理事
紺　野　武　郎　殿	東多摩再資源化事業協同組合理事長
中津川　正　裕  殿	大東京信用組合理事長
【中央会優秀専従者】
木　下　博　文	振興課主査

　なお、次回の第６３回中小企業団体全国大会は、平成２３年１１月、愛知県にて開催されることが発表されました。
　諸事ご多用のところ、ご参加いただきました組合関係の皆様には厚く御礼申しあげます。