第1部は、「中小企業の経営戦略と組合による中小企業連携」をテーマに、高千穂大学経営学部准教授鹿住倫世氏が、中小企業における経営戦略の構築の仕方や組合の活用策等について基調講演をされました。
第2部は、「今こそ活かせ、組織の力」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。
鹿住先生をコーディネーターに、パネラーは、「生活クラブ」生協の個別配送組織として、消費者に食料品や生活必需品を届けてきた企業組合ワーカーズ・コレクティブ轍・大泉 代表理事後藤尚美氏、全国の中小レンタルビデオ業者を総結集させ、新たな商品流通システム考案し着実に事業展開している全国映像振興協同組合 専務理事中村寛之氏、「親切・ていねい・安心」がモットー、「ハトのマークの引越センター」でお馴染みの引越専門協同組合 代表理事山野英二氏の3名。最初にコーディネーターがパネラーの紹介を行った後に、コーディネーターの質問にパネラーが答える形で、各組合の設立の経過、現在の活動状況、設立の苦心談、今後の組合の目標について活発な意見交換が行われました。
当日の参加者は一般企業(株式会社等)35名、組合関係49名、行政庁等の関係機関11名、合計95名でした。組合関係者の参加が増えていることから、組合活性化や経営革新に対する意欲の高さを伺うことができました。
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