2月
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記録的な暖冬の影響で冬物商戦は完敗。早めに春物に切り替えた企業は正解といえる。今年こそは平年並みの気候を期待する。(帽子製造業)
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暖冬で鍋物も食卓に出番がなく、豆腐等の売れ行き不振である。大手量産豆腐の市場シェア競争が激しく安売りが続いている。(豆腐小売業)
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3月
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暖冬の影響で重衣料(コート)を中心としたニット製品の売り上げが減少した。セーター等売り上げが増加した品物もあるが、全体としては厳しい年度末となった。(織物卸売業)
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原油価格の乱高下、石油製品の需給の乱れ等から末端市場では価格競争が激化し、そのことが極端な収益低下、大手資本との格差を招き、本年度も90を超えるガソリンスタンドが廃業し、都内のスタンドはピーク時の6割が姿を消した。(石油小売業)
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4月
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4月後半になり非鉄金属が再び高騰し、利益なき繁忙状態が続いている。(鋳物製造業)
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売上げ等、昨年同様堅調に推移しているが、ここに来て銅製品をはじめとする素材の値上がりがみられ、採算圧迫の原因にもなっており、先行きに若干の不安がある。(配電盤機器製造業)
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5月
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原材料価格(銅・ステンレス)の上昇が止まらず、一方で価格転嫁が進まないことから収益圧迫気味。企業間でのバラツキがあるが、景気上昇を反映してか、人手不足感も。(配電盤機器製造業)
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連休明けから本格的に現場が稼働し始めたが、それに伴い労務不足が深刻化しつつある。若年層の業界離れ、他業種への流出があり、このままでは8月のピーク時に納期遅れが発生する可能性が大きい。(ガス圧接業)
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3月からの原油価格の大幅な値上がりを受け、石油化学大手は包装材や汎用樹脂を値上げする方針を決めた。浸透すれば昨年11月以来半年ぶりの値上げとなり、相当のダメージが心配される。(包装材料小売業)
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最近、運転手の人材不足が問題となっている。物流業界の景気回復の影響か。(廃棄物収集運搬業)
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これから盛夏にかけて、鉄筋工の不足状態が厳しくなる。建設現場では工期不足が深刻化している。(鉄筋加工組立業)
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先行きの見通しが良い反面、不況時の影響として設備と人材の整理により機材と人材が供給限度となり、不足になり出している。(基礎工事業)
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6月
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好転の兆しがみえるが、単価が上がらずに苦戦している。その結果、労務が確保できず、非常に不安定な状態にある。夏場にかけて稼働率上昇の傾向にあるが、不安定な要素はぬぐいきれない。(ガス圧接業)
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荷動きに低調化の傾向が見られる。燃料費アップや運転手の確保が難しいことなどの経営上の問題が深刻化している。組合員の倒産や脱退が多くなっている。(貨物自動車運送業)
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7月
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原油値上がりによるプラスチック原材料の価格値上がりが収益を圧迫。大手企業の海外生産が増えて、少量の国内生産品は厳しい条件をつけられて、価格転嫁は認められない現状。(プラスチック製造業)
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ステンレス・アルミ等の原材料の大幅値上げによる収益率の低下が続いている。また、長引く梅雨の影響で夏場品(網戸)が不調。(建築用金属製品製造業)
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7月は日照不足の影響で、きゅうり・なす・ネギ・キャベツ・ほうれん草・小松菜が異常に高騰した。(野菜・果実小売業)
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