中小企業を取り巻く経営環境の変化は著しく、また中小企業組合にあっても、組合員のニーズが多様化する等、新たな時代に即した対応を迫られております。
　このような状況の中、組合運営の実務を担う役職員への期待は大きく、その使命には大変重要なものがあります。
　そこで、組合教室「会計コース」に引き続き、組合の適正な運営を図るため組合組織のあり方とその実務全般に役立つ知識の習得をして頂くため、10月４日（月曜日）より、組合教室「運営コース」を開催いたします。
　本コースは、中小企業組合を運営・管理していく上で必須な組織化の重要性をはじめ組合組織制度・組合関係法令・労働の基礎知識等の基本的実務知識を解り易く、かつ短期間で習得できるように構成致しておりますので、新たに組合を設立された役職員の方はもちろん、既存組合の役職員の方につきましても今までの知識を整理・再確認する意味で、是非とも受講されますようお願い申し上げます。

　なお、本講座は、昭和44年本会で創設し、現在、国の助成の下、全国中小企業団体中央会が実施する「中小企業組合検定試験」の養成講座の一つになっておりますので、「中小企業組合士」受験希望の方は、この機会に是非とも受講されますことをお勧め致します。