03/7/10 up
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厚生労働省では、勤労者のゆとりある生活の実現のため「ゆとり休暇推進要綱」を策定し、年次有給休暇の取得促進、まとまった日数の連続した休暇の普及・拡大に向けた取り組みを進めているところです。
その一環として、本年度も「ほっとウィーク」をキャッチフレーズに、夏季連続休暇の普及促進を図るキャンペーンを実施しております。
東京労働局においても、「夏休み 休む 休める 休ませる」のキャッチフレーズで、ほっとウィークキャンペーンを実施していきます。
組合及び組合員企業、事業場におかれましては、本キャンペーンの趣旨をご理解のうえ、連続休暇の一層の普及促進にご協力いただきますようお願い申し上げます。
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夏はゴールデンウィーク、年末年始とともに連続休暇が定着してきたシーズンですが、まだまだ長期間休むことに抵抗を感じている皆さんも多いようです。
平成14年度に東京都内の企業で働く労働者に対して実施したほっとWEEKアンケートの結果でも、「仕事が忙しいから」など何らかの理由で、8から10日間の連続休暇を希望しながら平均6.0日の夏季休暇しか取得していないのが現状です。
皆さんの職場ではいかがですか。
夏季連続休暇〈ほっとWEEK〉を積極的に取り入れ、仕事でたまった疲れやストレスを発散し、レジャー等を通じて大切な家族との絆を深め、自己啓発をするなど、充実した時間を過ごしませんか。
夏季休暇・週休日と年次有給休暇の計画付与制度をうまく利用して、ぜひとも1週間以上(既に実施している企業にあっては10日間程度)の「大きな夏休み」を実現してみてはいかがですか。
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今年の〈ほっとWEEK〉は何日 |
厚生労働省が全国の企業1330社を対象に、平成15年度夏季における「ほっとWEEK(夏季連続休暇)」の実施予定状況を調べました。
その結果3日以上の「ほっとWEEK」を予定している会社の割合は81.6%でした。
7日以上の「ほっとWEEK」は73.6%、10日以上の「ほっとWEEK」は32.8%
でした。「ほっとWEEK」の平均日数は8.7日でした。
年次有給休暇を計画的に「ほっとWEEK」に組み入れている会社は29.7%でした。
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「ほっとWEEK(夏季連続休暇)」とは、7月、8月に連続した3日以上の休日・休暇のことで、連続した3日以上の休日・休暇を2回以上実施する場合は、その合計日数を連続休暇日数としています。
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「年次有給休暇の計画付与制度」とは、年次有給休暇の日数のうち5日を超える部分について、労使協定により年次有給休暇を与える時季に関する定めをしたときは、労使協定に定める時季に年次有給休暇を与えることができるというものです。
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《お問い合わせ先》
東京労働局 労働基準部労働時間課
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