近年、年功型等の賃金制度に代わり、成果主義を軸とした新たな人事制度が導入されつつありますが、必ずしも運用面でうまくいっている事例ばかりではありません。
我が国の産業が競争力を維持するためには、これ以上の労働時間の短縮は不可能であり、その一方で従業員の士気をこれまで以上に高めていく必要があります。人件費の合理的配分方法として、労働時間ではなく労働の成果（質）に応じて賃金を増減させる方法を取り入れざるを得ません。これが成果主義人事制度の背景です。
　そこで、平成１５年度第１回目の労働・経営問題研究会は、『中小企業の成果重視型「賃金」を考える』をテーマに下記のとおり成果主義について講演していただきます。
経営者、幹部、担当者をはじめ各部門の責任者の方々、多数のご参加をお待ちしております。