トピックス
フラッシュ

“劇的な景気対策の即時実施”など13項目を決議、要望!
〜全国大会、2300人の参加者を前に小泉首相も激励〜

03/10/31 up

メインステージ 【熱気のメインステージ】   

 全国中央会及び都道府県中央会は、10月30日、東京都渋谷区の渋谷公会堂で第55回中小企業団体全国大会を開催した。
 「たゆまぬ挑戦 新たな飛躍」をキャッチフレーズに、全国各地から2,300人の同志が集合、本会からも196人の組合関係者が参加した。
 大会実行委員長である全国中央会・石川忠会長は「長期にわたるデフレ不況などの影響で中小企業はまさに非常事態の様相だ。このような時期こそ中小企業が手を携えて、組合等中小企業連携組織を中心に、個々では解決できない諸問題に対し積極果敢に対応して行くことが必要である。ここに掲げた『劇的な景気対策、デフレ対策の即時実施』などの対策要望の実現のために相互の団結を一層強くし、未来に向かって翔いて行こう」と力強く開会の挨拶を行った。
 議事は、メインステージ両翼に大きく掲揚された6つの大会スローガン

1.即断・実行!景気デフレ対策
2.強力支援!国の礎中小企業対策
3.安心できる事業承継税制を!
4.組合制度の活用・支援を!
5.万会を期せ!中小企業金融対策
6.企業力強化!IT化推進支援強化

小泉首相
【景気を本物にする、と小泉首相】

−のもと進行し、議案ごとに意見発表が行われ、政府に対して「劇的な景気対策、デフレ対策の即時実施」「中小企業対策予算の抜本的拡充」「中小企業連携組織対策予算の大幅拡充と組合法等の改正」など13の中小企業対策及び大会宣言を決議、採択した。
 来賓として壇上に立った小泉純一郎首相は自論である財政再建を優先する姿勢は貫きながらも「“劇的な景気対策”の実施はなかなか難しいが、ようやく世の中に明るい兆しが出てきた。景気対策が本物になるよう実現していくのが小泉内閣だ」と力強く激励した。
 続いて、中川昭一経済産業大臣は「この大会での要望をしっかり受け止め、きちんとした対策を講じて行く」と述べた。
 その後、森英介・厚生労働副大臣、渡辺好明・農林水産事務次官、江崎格・商工組合中央金庫理事長がそれぞれ祝辞を述べたほか、望月晴文・中小企業庁長官はじめ他数の来賓の臨席を得た。
 なお、次期開催は、2004年11月11日に新潟市の新潟コンベンションセンターで開催することに決定した。
 また、優良組合37組合、組合功労者69名、中央会優秀専従者22名の表彰も併せて行われた。本会関係としては、組合功労者として、中村守利・東京都印刷工業組合理事長、上本芳正・東京都紙器工業協同組合理事長、高山喜一郎・東京都漬物事業協同組合前理事長、中込みち江・企業組合おふくろ塾理事長の4名が表彰の栄に浴された。


トピックスへ戻る

<ロボット検索で訪問の方 >
東京都中小企業団体中央会 TOPページへ