組合創業シリーズ
「働くお母さんの強い見方！ 幼児からお年寄りまで安心の手作りのお弁当を提供します。」
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平成７年に「昼間忙しい（働く）女性が安心して食べられるお弁当の提供」を目的に、生活クラブ生協で活動していた女性メンバー３人を中心に任意団体として活動を始めました。その後、平成１１年に市や公共団体への販路拡大に併せて企業組合として法人化され、現在は栄養士や調理師免許をもつ人を含め、１４名で活動をしています。
株式会社や有限会社と言う組織がある中「企業組合」と言う法人組織を選んだのは、「組合員自らの手で創り、働く」と言う経営方針によって、組合員一人一人が全て社長・経営者であると共に従業員・労働者でなければ、現在のような「より良い商品の提供」が出来ないと考え、その考えに一番近い組織が「企業組合」であったからです。
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店頭販売もしている「椀もあショップ」
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衛生的で使いやすく整頓された厨房
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組合名の「椀もあ」とは英語の「one more」から由来し、『おかわりしたくなるお弁当』を作りたいという思いから付けられました。安全な食材にこだわったお弁当は、手間暇かけて、一つ一つ丹念に手作りされた“真心弁当”です。現在約５０団体から日に１６０個程の発注を受けており、配達料は無料で提供しています。メニューは椀もあ弁当・味噌カツ丼・惣菜セット等で、店頭でも同メニューを販売しております。その他お祭り、運動会、学校・会社、会合へ予算に応じた特別弁当の注文を、小さなオニギリ弁当から高額弁当、パーティー皿盛り等請けております。営業時間は９：３０～６：００ 休業日は日・祝日・第２・４土曜日です。
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組合では、以下の３条
�@地場産、国内産の物を中心に、安全性の高い食材を使います。
�A生産工程を明らかにし、化学調味料、添加物などは使いません。
�B食器・弁当箱の洗浄には、合成洗剤は使いません。
を基本に揚げて、完全無添加・無農薬の安全素材を使い、調味料は生活クラブ生協の物を使用し、冷凍食品も一切使いません。また、循環型社会や環境を考え廃油で石鹸を作って使っています。
「椀もあ弁当」１０枚綴り回数券購入者には、「オリジナル味噌カツ丼」券を１つサービスする特典もあります。
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特別弁当 ＆日替わり弁当
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お話を伺った小林前理事長
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「現在お弁当は、昼のみ取り扱っていますが、最近では夕方弁当の需用も出始めて、検討を進めています。月一度の献立会議、機関誌「椀もあ発信」の発行、地元一般企業への新規開拓訪問営業…と数ある仕事は、持ちまわり分担で各人が全ての仕事に絶えず携わり、組合員一人一人の良い所を延ばすようにしています。現在は主婦のみで活動しておりますが、将来的には高齢者や障害者との活動を考え、後継者の育成にも力を入れて行きたい。」と小林和子前理事長よりお話を伺いました。
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（一口メモ）
『ジャガイモ物語』
ジャガイモは私達にとっても親しみやすい食べ物です。江戸時代に、ジャワ島のジャガタラから持ち込まれたのでジャガタライモと呼ばれ、後にジャガイモと変わった様です。栄養的に見てもビタミンＢ１、Ｃ、カリウム、リン、鉄分を多く含む勝れ者です。ジャガイモのビタミンＣは熱に強くリンゴの２倍もあり、カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きがあるため、高血圧の予防に良いとされています。皮に含まれるソラニンという毒素は微量なら胃潰瘍の治療にも効果があるとか。どんな素材とも相性がよく使いやすいので、出番の多いポテトさん達、家庭でも常備しておきたい野菜です。 （月刊「椀もあ」発信より）
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