職業訓練校組合シリーズ
包装資材のエキスパートを養成する「東京包装高等専門校」

東京包装材料商業協同組合〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-13-6 浅草橋STビル3階
TEL:03−3863−5961
FAX:03−3863−5820
http://www.tohozai.or.jp/
 東京包装材料商業協同組合は、昭和34年に包装材料卸売業者145社が包装材料卸売業界の地位の向上と安定を図るために任意団体「東京包装材料商業組合」を組織し、購買あっせんや損害保険の代理店業務等を行ってきたものの社会情勢の変動に対応して行くには任意団体では限界を感じ、昭和47年に協同組合として法人化しました。
 協同組合設立2年後の昭和49年に、ユーザーに信頼される包装資材を提供する包材界のエキスパートを養成していくために「包装学校」を開校して、組合員企業の人材養成を行ってきました。この後、平成元年に東京都の職業能力開発法による職業訓練校の認定を受け「東京包装高等専門校」となり今日に至っています。

「入校式の記念写真」
 「東京包装高等専門校」では、毎年9月の入校式から3月の卒業式までの半年間、包装技術界の第一人者である木村年治先生をはじめ包装材料メーカーや組合員が講師として包装概論をはじめ包装資材 (段ボール、テープ、加工紙、ラベル等)や包装機械等の専門知識について23教程48時間の研修を行っています。さらに、研修修了者に対して試験を実施し、合格者には東包材“包装コンサルタント”認定証を授与しています。

 昭和49年の開校以来370名余の卒業生を送り出し、それぞれの職場で第一線の営業マンや指導者として活躍されています。お話しを伺った関根浩一専務理事も昭和58年に「包装学校」を卒業と共に、包装コンサルタントの認定を受けられており、その知識は日頃の営業活動に役立っているそうです。
東包材“包装コンサルタント”認定書

組合機関紙「月刊東包材」
 その他、組合では毎月機関紙「月刊東包材」を発行している他、損害保険の代理店業務や労働保険事務組合を行っています。また、東京都と協力して高齢者活用推進事業(一口メモ参照)も実施しています。
 「今後組合として、時流である環境問題に対応した包装材料商品の勉強会やIT化に対応するためにホームページによる情報の発信を行っていきたい。」と関根専務理事は今後の組合展望を語っていただきました。
一口メモ)
・高齢者活用推進事業について
 高齢者活用推進事業とは、東京都が事業主団体と協力して団体ニーズに応じた高齢者のための就職支援講習会(セミナー)を開発、実施し、セミナーの修了者に対しては、事業主団体を通じて傘下企業に就職を紹介あっせんする高齢者の就労活用システムです。

お問い合わせ先
東京都産業労働局労働部就業推進課高齢者就業係
TEL.03−5320−4664

お話を伺った関根専務理事・村田事務長


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