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夏季の省エネルギー対策について(周知方お願い)

07/7/6

 このたび、関東経済産業局長より「夏季の省エネルギー対策について」の周知方お願いがありました。
 本件は、「省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議」の決定を受けたもので、全省庁自ら一層の省エネルギーを推進し、産業界及び家庭など国民への省エネ実践の協力要請を図っていこうとするものであります。
 つきましては、次のとおり本対策の趣旨(一部)と『具体的な省エネ行動例示』を掲載致しましたので、皆様方におかれましても本対策の趣旨をご理解賜り、周知方ご協力をお願い申しあげます。

夏季の省エネルギー対策について

平成19年5月30日
省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議決定

1.

 燃料資源の有効利用と地球温暖化防止という双方の要請に応えるためには、省エネルギー対策を着実に実施することが必要である。特に、オイルショック以降大幅に増加した民生・運輸部門を中心にエネルギー需要への対策が課題となっている。また、中国やインドなど急成長の国でのエネルギー需要の急増や産油国の供給不安等により原油価格が高水準で継続する可能性があることから、各府省が連携して対策を講じているところであるが、今後、省エネルギーについても、より一層の推進が重要である。

2.

 地球温暖化防止問題については、平成17年に発効した気候変動枠組条約京都議定書の約束期間が始まる平成20年に向け、温室効果ガス排出量の6%削減約束の確実な達成に向けた対応が強く求められている。
 また、昨年4月に施行された「エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、省エネ計画の策定などを義務付ける工場・事業場の拡大や対象事業者の拡大を行うほか、運輸分野を新たに対象化、住宅・建築分野への対応の強化、家電などの小売店に店頭でわかりやすい省エネ情報の提供を促すなど消費者の省エネルギーへの取組の促進等の更なる省エネルギー対策の強化を図っている。

3.

 政府としては、今般、エネルギー消費が増大する夏季に向けて、冷房中の室温28℃の徹底を始めとする別添の「夏季の省エネルギー対策について」を決定することにより、その各項目に従った省エネルギーの実践、省エネルギー普及広報の実施等を通じて、国、地方公共団体、事業者及び国民が一体となった省エネルギーに関する取組の推進を図ることとする。

〈『具体的な省エネ行動例示』〉

省エネしましょう!

〜夏の省エネ〜

冷房は、室温28℃を目安に温度調節をしましょう。

冷房機器は、不必要なつけっぱなしをしないようにしましょう。

〜見直してみましょう〜

冷蔵庫は壁から適切な間隔をあけて設置しましょう。

電気、ガス、石油機器などを買う時は、省エネルギータイプのものを選びましょう。

部屋の照明を購入する時は、省エネ型の電球型蛍光ランプを使用するようにしましょう。

〜こまめに省エネしましょう〜

冷蔵庫の庫内は季節にあわせて温度調整を行い、ものを詰め込み過ぎないように整理整頓しましょう。

電気ポットなどの電気製品を長時間使わない時には、コンセントからプラグを抜くようにしましょう。

煮物などの下ごしらえは電子レンジを活用しましょう。

テレビをつけっぱなしにしたまま、他の用事をしないようにしましょう。

シャワーはお湯を流しっぱなしにしないようにしましょう。

お風呂は、間隔をおかずに入るようにして、追い焚きをしないようにしましょう。

車の運転の際には、経済速度を心がけ、急発進、急加速をしないようにしましょう。

外出時は、できるだけ電車・バスなど公共交通機関を利用するようにしましょう。

タイヤの空気圧は適正に保つように心がけましょう。

アイドリングはできる限りしないようにしましょう。

《 本年度の対策のポイントについて 》

1.

冷房中の室温は昨年度同様28℃を目途とするものの、これまで以上にエネルギー消費について管理を徹底するため「きめ細やかな管理」を行うこと。

2.

家電等の購入に当たっては、統一省エネラベルを活用し、エネルギー消費効率の高い機器を選択すること、白熱電球を電球型蛍光ランプに買い換えを行うこと。

(注)統一省エネラベル;
機器の省エネ性能を5段階でわかりやすく表示する制度で、平成18年10月から導入。現在、エアコン、冷蔵庫、テレビの3機器が対象。

3.

自家用車や営業車の買換えや購入に当たっては、燃料消費効率の優れた自動車の購入に努めること。

■詳しい内容については、(財)省エネルギーセンターのホームページをご覧下さい。

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