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「HIV陽性者の就労支援について」
研究会成果発表会開催のご案内

05/2/17 up

 財団法人エイズ予防財団では、このたび下記のとおり、エイズに関する標記研究成果の発表会を開催致します。
 本研究は、全国5カ所の専門病院の協力により実施され、567人のHIV感染者の回答による、HIVに感染した人々の就労状況についての初めての全国調査です。
 HIV感染症は、昨今の医療の進歩により、早期に感染に気づくことで長期生存が可能になり、治療とのバランスを取れば多様な社会生活が可能な病気となりました。1998年からは身体障害者認定がなされ、現在では障害者雇用の対象ともなったため制度利用の幅が広がりました。

 しかし、容易に病名を開示できず、社会生活上様々な制約感を受けやすい状況は改善されていないように思われます。
 本調査はこうしたHIV感染者の社会生活と就労に関する調査を実施し、その実態や課題を整理することを目的としたものです。

 今回の成果発表の機会に、実際のHIV診療の現場の専門家や、HIV感染者の就労の支援に携わる方々にもご参加いただき、今後の具体的な支援の方法や取り組みについて考える機会にしたいと考えております。
 皆様におかれましては、年度末を控えご多用中のところとは存じますが、折角の機会でございますのでぜひともご参加いただきたく、ご案内申しあげます。

《研究会成果発表会開催の概要》

◆日 時 平成17年3月11日(金)午後6時30分〜8時30分
◆場 所 ハイライフプラザいたばし 2階ホール
 板橋区板橋1−55−16
  交通;JR埼京線・板橋駅西口1分、地下鉄都営三田線・新板橋駅3分
◆内 容
「療養生活と就労に関する調査」の結果から
 研究班メンバー(桃山学院大学、埼玉県立大学 他)
HIV感染症と就労−医師の立場から
 根岸昌功(東京都立駒込病院 感染症科部長、医師)
HIV/AIDS患者への療養継続支援と就労支援
島田 恵(国立国際医療センター エイズ治療・研究開発センター)
HIV陽性者としての就労体験から
 佐藤幹也(ペンネーム/ HIV陽性者の立場から)
障害者雇用枠での採用経験から
 A社(匿名/外資系企業人事担当者)
主 催 財団法人エイズ予防財団
◆発表内容に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人 ぷれいす東京
 TEL;03−3361−8964        
 E-mail;research@ptokyo.com


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