技能検定とは、職業能力開発促進法に基づき、受検者が持っている技能や知識を一定の基準によって検定し、公証する試験で、このことにより技能が一層磨かれ、技能者の技能習得意欲を増進するとともに、雇用の安定、円滑な再就職、社会的・経済的地位の向上を図ることを目的としており、従業員に受検を勧めるなど、多くの企業において活用されている国家検定制度です。
昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在は137職種で実施しており、これまでの技能検定合格者は約252万人となっています。この技能検定は、学科試験と実地試験とによって実施しますが、合格された方には、特級・1級・単一等級は厚生労働大臣名の、2級・3級は、都道府県知事名の合格証書と技能士章が交付され、職業能力開発促進法に基づき「技能士」と称することができます。
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