東京紹介組合シリーズ
"東京阿波踊り"でお馴染みの"純情"をモチーフに活性化をはかる
「高円寺純情商店街」


 
高円寺銀座商店会協同組合  東京都杉並区高円寺北2-7-13
 http://www.kouenji.or.jp/index2.html

高円寺”純情商店街”アーチ
 JR中央線高円寺駅北口徒歩0分、目の前に高円寺“純情商店街”と書かれた大きなアーチが見えます。アーチをくぐるとおよそ250のお店が並んでいます。
 当組合は、昭和20年代中頃に発足した「高円寺銀座商店会」を母体に、当時「組織の高円寺」と呼ばれていた組織力をさらに確固たるものにし、一層の飛躍を図るべく昭和33年協同組合として法人化しました。
 “純情商店街”の名前は、当商店街出身である作家のねじめ正一さんが、平成元年に第101回直木賞を受賞した作品である「高円寺純情商店街」の本のタイトルを受賞直後から高円寺銀座商店会の愛称として使わせていただき、今ではすっかり定着しました。


ねじめ正一著「高円寺純情商店街」
 商店街のそれぞれのお店は、“純情”というモチーフを大切にして、お客様が買い物をしやすい雰囲気づくりに努力しています。
 当商店街では、毎年恒例となった各種のイベントをタイムリーにさまざまな工夫を凝らし開催しています。例えば、年間3回開催する「びっくり市」では、春には花鉢のプレゼント、夏にはこども映画会開催、秋には阿波踊り指導と多彩なプログラムを企画し、また当商店街最大のイベントである「歳末福引大売出し」では、海外旅行や豪華景品が当たる福引きなど季節を通じてお客様を楽しんでいただいています。
 組合事業としては、販促事業の他、収益事業という観点から各種保険の代理業務を理事長を先頭に積極的に展開して、組合財政の安定化に貢献しています。

 忘れてならないのが高円寺名物「東京阿波踊り」。
 昭和32年に青年部によりはじめられた「高円寺ばか踊り」を本場徳島の阿波踊りを模範にして開催され、もう40回を数えます。毎年8月26日が前夜祭、27,28日に本大会が開催され、踊り手約1万人、観客100万人を超える人出で高円寺の街はにぎわいます。
「組合の役割は、いろいろなイベントを打って、街そのものに人を呼ぶ舞台装置を作ることです。そのあとは、それぞれの店の腕にかかっていると考えています。これからも“純情”をテーマに商店街が一層発展していくよう努力していきます。」と杉原英男前理事長からお話を伺いました。
情熱的に高円寺を語る
杉原前理事長

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