東京紹介組合シリーズ
大井競馬場内公認予想業者の集まり「協同組合ホースレースリサーチ東京」


協同組合ホースレースリサーチ東京 東京都品川区勝島2−1−2

 協同組合ホースレースリサーチ東京は、昭和25年に大井競馬場内公認予想業者によって設立された“全日本競馬研究企業組合”が、「予想業者・主催者・ファン」の三者から見て実態に合わなくなったために発展的に解消し、その後昭和63年に35人で東京都との営業権等に関する団体協約の締結や予想台の管理業務等を主目的に設立されました。
組合員の営業風景
 現在、組合員は27人で、組合事業としては、大井競馬場内の営業権を組合が一括して特別区競馬組合と一年契約を締結・更新している他、大井競馬場の施設を所有している東京都競馬株式会社の子会社大井興業株式会社から組合員の使用する予想台を一括で賃借して組合員に貸与しています。
 さらに、共同購買事業として出馬表用紙等の営業消耗品を組合で一括購入し、組合員に供給販売しています。
お話を伺った佐々木理事長
 前理事長の佐々木洋祐氏は、海外から超一流の騎手や中央競馬のリーディングジョッキーを招待して開催する“全日本リーディングジョッキー競争”を提案したり、「ニュースステーション」や「ブロードキャスター」をはじめ数多くのテレビ番組に出演する等、競馬文化の向上のために活躍中であり、今や地方競馬における“神様的存在”の有名人であります。
<一口メモ>
・「大井競馬場」について
 大井競馬場は、昭和25年に開場した公営競馬場で一週1600メートルの本馬場と一周1500メートルの練習馬場があり、現在約800頭の馬が在籍しています。
 レースは、年間117日間開催され約1200レースが競われますが、その中でも全国競馬ファンから熱い注目を浴びる6月の“帝王賞”と12月の“東京大賞典”とが有名です。
 また、大井競馬場は夜間に開催する“トゥインクルレース”を昭和61年に日本で初めて開催したことでも有名で、現在年間75日間トゥインクルレースが開催されています。トゥインクルレース開催時には、イルミネーションショーやミニステージも行われるため、仕事帰りの若い女性グループやカップルで賑わうそうです。 
大井競馬場場内風景
大井競馬場では、レース以外でも楽しんでもらうために、昼間レース開催の日曜・祝日とトゥインクルレース開催の土曜・日曜・祝日に、ポニーランドで小学校以下を対象とした“ポニーの乗馬体験”を無料で行っています。是非ご家族連れで行かれてみてはいかがでしょうか。
なお、昭和47年に大井競馬場で3歳でデビューし、6戦全勝で4歳春に中央競馬に移籍し、皐月賞をはじめ4連勝して話題になり、引退時には「さらばハイセイコー」の歌がヒットしたハイセイコーの業績を称えるため、平成12年12月に大井競馬場正面入口にハイセイコーの銅像が設置されました。
(東京モノレール「大井競馬場前駅」下車・徒歩2分
 京浜急行「立会川駅」下車・徒歩12分
 JR大井町駅、JR大森駅及びJR錦糸町駅から往路無料バスがあります。)

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